インプラントの将来は悲惨?デメリットと将来のリスクについて解説|相模原市・相模大野の歯医者|厚誠会歯科 相模大野

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インプラントの将来は悲惨?デメリットと将来のリスクについて解説

インプラントの将来は悲惨?デメリットと将来のリスクについて解説|相模原市・相模大野の歯医者|厚誠会歯科 相模大野

2026年6月04日

インプラントの将来は悲惨?デメリットと将来のリスクについて解説

「インプラントの将来って悲惨なの?」

「老後にトラブルが起きたらどうしよう…」

このような不安はありませんか?

日本でインプラントが本格的に普及し始めたのは1980年代です。当時治療を受けた方がちょうど今「老後」の時期を迎えているため、様々な体験談やトラブル事例がネット上に共有されやすくなっています。

しかし実際には、20年以上問題なくインプラントを使い続けている70代、80代の方も大勢いらっしゃいます。

そこで本記事では、インプラントの将来的なデメリットとメリット、長持ちさせる5つの対策を解説します。

なぜインプラントは「将来が不安」と言われるの?

理由はシンプルで、インプラントが歴史的にみればまだ新しい治療法だからです

日本で本格的に普及し始めたのは1980年代以降。つまり、治療を受けた方が「老後」を迎える時期がちょうど今、重なり始めています。

そのタイミングで体験談やトラブル事例がネット上に共有され、「悲惨」「後悔した」といった強い言葉だけが独り歩きしている面は否めません。

とはいえ、20年以上問題なく使い続けている70代、80代の方も大勢いらっしゃいます。

インプラント治療の将来的なデメリット6つ

インプラントには、将来的なリスクが確かに存在します。ここでは、6つのデメリットを順に見ていきましょう。

デメリット①:インプラント周囲炎で顎の骨が溶けるリスクがある

インプラント周囲炎とはインプラント版の歯周病で、細菌が原因となり、インプラントを支える顎の骨が少しずつ溶けていく病気です。厄介なのは、天然歯の歯周病と比べて進行が速く、しかも自覚症状がほとんど出ない点。痛みや腫れに気づいたときには、すでに骨がかなり失われているケースも少なくありません。

年齢を重ねるほど発症リスクは高まり、喫煙習慣のある方、糖尿病をお持ちの方は、リスクが跳ね上がるとされています。

デメリット②:被せ物(上部構造)には寿命があり交換が必要になる

チタン製のインプラント体自体は、長持ちします。ただし、その上に載っている被せ物には寿命があります。

素材はセラミックやジルコニアが主流ですが、毎日の噛む力を受け止め続けるため、10〜15年を目安に交換が必要になるケースがあります。

交換費用は1本あたりおおむね5万〜15万円が目安です。20年、30年と使い続けるなら、交換コストを織り込んでおく必要があります。

デメリット③:加齢による骨密度低下でインプラントが不安定になることがある

加齢とともに骨密度が下がることは、ご存じの方も多いでしょう。顎の骨も例外ではありません。骨密度が低下すると、インプラントを支える土台が弱くなります。特に女性は閉経後にホルモンバランスの変化から骨粗鬆症を発症しやすく注意が必要です。

デメリット④:要介護・認知症になるとセルフケアと通院が困難になる

将来、要介護状態や認知症になると、ご自身での歯磨きが難しくなります。介護施設ではスタッフがケアを担いますが、インプラント特有の清掃まで行き届かないのが現実です。結果として、インプラント周囲炎のリスクは跳ね上がります。

デメリット⑤:再治療や撤去には外科手術が必要で、高齢になるほど負担が大きい

もしインプラントに深刻なトラブルが起きた場合、再治療や撤去には外科手術が避けられません。若く体力のある時期なら大きな問題にならなくても、70代、80代になると話は変わってきます。傷の回復力は落ち、麻酔や感染のリスクも無視できない水準になります。

デメリット⑥:すべて自由診療のため、長期的な経済的負担が発生する

インプラントは基本的に保険適用外、つまり全額自己負担の自由診療です。初期費用は1本あたり40万〜70万円が相場。また、ここで終わりではなく、年間のメンテナンス費用(5,000〜10,000円×年2〜4回)、将来の上部構造交換(5万〜15万円)など、万一の再治療まで含めて「トータルコスト」で考える必要があります

意外と知られていないインプラントが将来もたらす5つのメリット

ここまでリスクを正直にお伝えしてきましたが、インプラントには将来にわたるメリットもあります。

メリット①:天然歯に近い噛む力でおいしく食事を楽しめる

入れ歯の噛む力は、実は天然歯のおよそ30〜40%程度にとどまります。一方、インプラントは天然歯とほぼ同等の力で噛めるといわれています。ステーキ、たくあん、おせんべい、りんごを丸かじりすることも可能です。食事の楽しみが広がるだけでなく、しっかり噛めることで栄養の吸収効率も上がり、健康寿命の延伸につながります

メリット②:しっかり噛むことが脳を刺激し、認知症予防につながる

噛む動作は、脳への血流を増やし、記憶や判断を司る領域を刺激することがわかっています。事実、愛知県の高齢者を対象とした4年間の追跡調査(Yamamoto et al., 2012)によれば、歯を20本以上保っている高齢者に比べ、歯がほとんどなく義歯も使っていない方の認知症発症リスクは約1.9倍になることがわかりました。しっかり噛める環境を保つことは、脳の健康を守ることができるのです。

出典:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22408130/ 

メリット③:顎の骨が痩せるのを防ぎ、見た目の老化を抑えられる

歯を失ったまま放置すると、その部分の顎の骨は少しずつ吸収されていきます。すると頬がこけ、口元にしわが増え、年齢より老けた印象になりがちです。インプラントは噛む刺激を骨に直接伝えるため、骨吸収を抑える効果が期待できます

メリット④:着脱不要で毎日の手入れがシンプル

毎晩、入れ歯を外して洗浄液に浸けてという作業は、想像以上に手間です。インプラントなら着脱の必要がなく、基本的には天然歯と同じように歯を磨けます。タフトブラシや歯間ブラシを使った丁寧なケアは必須ですが、普段通りの生活を続けられます

メリット⑤:周囲の健康な歯を削らなくて済む

ブリッジ治療では、失った歯の両隣を削って土台にする必要があります。部分入れ歯も、バネをかけた歯に長年負担がかかり続けます。その点、インプラントは独立した治療法です。隣の健康な歯に手を加えず、残された歯を守ることができます

将来後悔しない!インプラントを長持ちさせる5つの対策

インプラントは、正しい知識と日々の対策で長持ちさせることができます。

対策①:毎日のセルフケアをインプラント仕様にする

天然の歯には歯根膜(しこんまく)という細菌の侵入を防ぐ組織がありますが、インプラントにはこの防御機構がありません。そのぶん、天然歯以上にきめ細かなケアが求められます

通常の歯ブラシに加え、タフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使い分けて、インプラント周囲の細い溝や歯間の汚れを丁寧に取り除きましょう。

対策②:定期メンテナンスを習慣にする

どれほど丁寧にセルフケアをしても、歯石や細菌が膜状になったバイオフィルムは除去できません。そのため、3〜6ヶ月に1回通院し、プロの手によるクリーニングが必要です。

対策③:体調管理を怠らない

意外に思われるかもしれませんが、お口の健康は全身の健康と深くつながっています。たとえば、糖尿病の血糖コントロールが不十分だと、インプラント周囲炎のリスクは上がります。また、喫煙は血流を悪化させ、骨との結合を阻害します。バランスの良い食事や禁煙など、健康的な生活習慣を意識することが、結果としてお口を守ることにつながります

対策④:将来の介護に備えてインプラント情報を家族と共有しておく

将来、介護が必要になったり認知症を患ったりした際、周囲があなたのお口の状態を正確に把握できる備えが必要です。インプラントの本数や位置、治療を受けた医院名、保証期間などの情報をまとめ、家族へ伝えておきましょう

対策⑤:信頼できる保証制度のある歯科医院を選ぶ

多くの医院が5〜10年の保証を設けています。しかし、継続条件として定期メンテナンスへの通院を義務付けているケースがほとんどです。保証があるからと油断せず、適用条件を事前にきちんと把握しておきましょう。

まとめ

インプラント周囲炎や加齢による骨密度の低下、要介護時のケアの難しさなど、将来的なデメリットは確かにあります。しかし、事前に正しい知識を持ち、毎日の丁寧なセルフケアや定期メンテナンスといった適切な対策を行っていればリスクを軽減することが可能です。

インプラントは、治療して終わりの「買い切り商品」ではありません。10年、20年、そして介護が必要になる時期まで長いお付き合いを前提とした治療です。

厚誠会歯科 相模大野は、訪問歯科診療にも対応しているため、将来介護が必要になった際も継続してお口の健康をサポートできます。まずはお気軽に無料相談へお越しください。

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